高価な買い物=自分へのご褒美という危険なサイン

自分へのご褒美

日頃頑張っている自分へのご褒美と称して高価なものを購入する人を見ますが、実はこれはちょっと危険なサインであったりします。具体的に何が危険で、どのような対策をとれば良いか書いてみます。

自分へのご褒美、実はご褒美でも何でもない

ボーナス時期になると財布の紐が緩くなると言いますか、年に2回の臨時収入時期では通販サイトを見る時間が多くなる傾向にあるようです。

通販サイトもそれに合わせお買い得セールなんかをやっていて私たちはついつい浪費を重ねてしまったりした事も何度かあると思います。

ずっと欲しくてたまらなかった物、これを買わなければ一歩目を踏み出せないみたいな買い物は全く問題ないのですが、買ってはみたものの、一回しか使わなかったり、機能やデザインに惹かれて勢いで買ってしまったりと、この時期は浪費をしてしまいやすい時期になります。

一方、このようなボーナス時期とか、臨時収入が入った時に「自分へのご褒美」と言ってもともと買う予定のなかった高額な買い物をしている方もいますが、実は「危険な精神状態」であることはあまり知られていません。

この「自分へのご褒美」という買い物は、他の買い物と何が違うのでしょうか?

自分へのご褒美=日頃のストレスを買い物で解消

ストレスを溜め込むと、人間はまずそのストレスを何かで解消しようと防衛本能が働きだします。

よく人や物に当たる人を見ますが、あれも内部に無自覚なストレスを抱え込んでいる場合が多いです。何故そんなことをするのかと尋ねても最もらしい答えしか返ってきませんが、心のどこかで引っかかっている出来事があり、それが強烈なストレスの原因になっていそうです。

ストレス解消の方法として買い物なども挙げられます。

ニート君
ニート君

普段我慢しているんだからこれ位いいだろう

ニート君
ニート君

よく頑張った自分へのご褒美だ

こんなことを言いながら買い物をする方を見ます。

実はこれはただの買い物に「後付けの最もらしい理由」をつけているだけなのです。

ここで重要なのは、「普段我慢しているから」「よく頑張ったから」という理由を付けていること、すなわち脳が

脳

私はストレスでいっぱいです。何かで解消してください

というメッセージを出している場合が多いのです。

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何かの目標達成時に○○を買うのは良い

最初に目標を立てて、それを達成した場合にご褒美として何かを買う、こういうケースもありますが、これは全く問題ないようです。

資格試験に合格した、志望校に合格した、その目標をクリアできた時に欲しかった○○を買う!ということを最初に決めてあれば目標達成の為のモチベーションにもなるし、目標達成と欲しいものが買えるという2つのご褒美を手に入れることができます。

自分へのご褒美と同じ事ではないのか?という声も聞こえてきそうですが、買い物に後付けの理由をつけるのと、先に決めておくのは全く違います。

  • 後付けのご褒美=買い物に理由を付けなければならない精神状態
  • 先に決めていた場合=向上心・願望達成のための努力・自己成長

という違いがあり、それぞれ精神的に得られるものも買った物に対する愛着の深さも全然違います。

貧乏人ほど部屋の中が100均グッズで溢れている

無意識とはいえ買い物でストレスを解消している人の特徴として100均グッズを大量に購入するというのがあります。

必要な物があって100均に行き、それを購入するのは全く問題ないのですが、100均だからという理由で使いもしないあれもこれも、これは便利そうだから、これがあると良いかも、なんて理由で無意識に使いもしないものを買い物かごに放り込む。

そして部屋に帰ってから買ったものを収納しようとすると、同じような物があったり、買ったはいいが一回も使った事ない100均グッズで収納が溢れている。

何故買ってしまったのか自分でも分からない、目的があって買ったはずなのに何故使わないのだろう?と疑問に思う事なく、その場は終わり。

そしてまた100均に行き同じことを繰り返し、いつしか部屋中100均グッズだらけになってしまうのです。

目的の無い買い物をする癖の付いている人は、100均だろうが通販であろうが金額の大小関わらず同じことをしてしまいます。

不要な買い物でも、物に囲まれている事でストレスを解消しているのです。物に囲まれている自分が幸せで仕方がないのです。

そのような買い物をしていると、買った物に対する愛着なんてのは湧かない事が多いです。何故買ったのか自分でもよくわからないからです。いつか使うであろう、位の感覚です。

そんな買い物をしている人は絶対にお金持ちになれません。

周りに物が溢れているけど一切見ようとせず、自分は何故お金がないのか、何故貧乏なのかと嘆いているだけです。

衝動買いの癖を一発で治す方法

ズバリ「断捨離」です。

断捨離は「今自分が使うか使わないか」に焦点を当てています。勿体無いから、後で使うかもしれないから、こんな感情は一切無視。

焦点を「今必要なのかどうなのか」に当てます。

断捨離を行うと買ったは良いけど使わないものなどを大量に捨てることになります。この時に「もったいない」などと思うでしょうが、あなたに買われた挙句一回も使われないで放置されている物の立場にもなってください。

リサイクル工場経由で形を変えて誰かに使われた方がよっぽど有意義です。

また、断捨離をやってると上記のような「捨てまくり」をするので、自分の精神状態と向き合うきっかけを作ってくれる事にもなります。

ニート君
ニート君

何故買ってしまったのだろう

ニート君
ニート君

どうしてこんな物がここにある?

恐らく特別な理由も無しに買ったものが多いのでしょう。そしてその時は何らかのストレスを抱え込んでいて、それを解消するために無意識に買い物かごに入れた物ばかりだと思います。

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まとめ

自分へのご褒美は衝動買いの後付け理由
自分へのご褒美という理由は「先付け」で設定する
ストレス溜まっている時に衝動買いをしてしまう事が多い
貧乏人ほど100均グッズに囲まれた生活を送っている
断捨離をやれば自分と向き合える様になる

いかがでしたでしょうか。私も以前はボーナス時期通販サイトで一目惚れの商品なんかが有ったりすると、ポチる直前に「まいっか、自分へのご褒美だ」などと言いながら買い物かごに入れていた気がします。

そして大体そんな時は会社で不満があったりストレスがあったりした事が多いのです。

今はほとんどストレスない生活を送っているので、100均に行っても無駄な買い物は一切しないし、勢いで買ってみるか、なんて事もないと思います。

コメント

  1. あきら より:

    社内ニート2年目の30代の男です!
    いつも仕事中見ています。
    更新頑張ってください!

    • neet47 より:

      あきらさん

      いつもありがとうございます^^
      仕事中見ていてくれるとは嬉しいです!
      私も今度から仕事中に更新しようかと思います!

      これからもよろしくお願いいたします。

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