「ありがとう」を1日1000回言い続けたらどうなったか(2)

ありがとう1000回

前回の記事では、ありがとうを1日1000回3ヶ月間唱え続けることにより自分の思考なんかが変わっていった話を書きましたが、もう少しこの効果について述べてみようと思います。この苦行には人生が楽になるヒントが隠されていたのです。

前回の記事

ありがとう1000回の意外な効果

前回の記事ではありがとうを毎日1000回、3か月間継続したらこんな効果があったよ、と書きました。

  • 人のせいにしなくなった
  • 人や物との出会いの奇跡を感じられるようになった
  • 感謝を述べる場面が増えた

これらの事は1000回やる前とやった後で見られた明確な違いですので、機械的にでも1日1000回、3ヶ月で9万回唱えることにより私の中で何かが変わっていったのでしょう。

ちなみに感謝を日常的に発していると宇宙にエネルギーガーとか、波動ガーとか引き寄せ患者が言いそうな事は最初から信じていませんw

そして前回の記事で挙げた効果のほかに、こんな効果もあったよというのを書いてみます。実は一番ここが大きかったのかなと個人的には思っています。

日常の感情がニュートラル(中立)になった

この苦行(ありがとう1日1000回)をやってからというもの、長期間で感情の起伏が少なくなった気がします。

嬉しいこと、ムカつくことなど瞬間的に湧く感情は人間ですから当たり前にあるのですが、2〜3日、下手すると1週間どうしようどうしようと悩むような事は無くなってしまいました。

いわば感情がニュートラルになったのです。

以前なら右往左往していたような出来事が有ったとしても、1時間後には忘れていたりネガティブに考える癖がなくなった、というのはいいのですが、逆に嬉しいことなんかもあまり感じなくなってしまいました。

要するにボケーっとしている様な、以前の私とは違い叩いても全く響かない状態が続いたのです。

これが良いことか悪いことかは知りませんが、少なくとも感情的に疲れるということは全くなくなったので、ストレスもだいぶ減ったのでしょうか。

感情がニュートラルになると起こる良い面

前述の通り、ストレスを感じなくなったり、イライラムカムカがなくなったりすると心に余裕が生まれ、普段の生活の中で意外な発見があったりします。

今まで見ようとして見なかったものが見え、避けていた事とも真摯に向き合えるようになる余裕が生まれてきます。

またこれは良い面なのか悪い面なのか知りませんが、喜ぶことが少なくなった、正確に言えば多少の事では喜ばなくなったのです。

もともと自分のことを感情の起伏が激しい方だとは思うので、正常に近づいただけなのかもしれませんが。

ニュートラルよりポジティブの方がいいのでは?

中立よりもプラス領域、つまりポジティブな感情である喜び、楽しさで溢れている状態の方がいいのでは、という話もあるでしょう。

私は「出来ればやれば良いんじゃね?」と思っています。

今までの人生の中で、嬉しいこと楽しいことはいっぱいあったはずなのに、その感情を長期間継続する事が難しいことを知っているからです。

特に人間はマイナス(ネガティブ)方向には流されやすいもの、嬉しさいっぱいの中にネガティブな情報が入ってきたら途端にネガティブになってしまう、みたいな場面を多々経験してきましたし、そして他人のその様な場面を見てきたりしました。

これを読んでいる皆様の周りに

ニート君
ニート君

昨日まであんなに喜んでいたのに今日はどうしたの??

みたいな人を見かけた事は無いでしょうか?

高ければ高いほど、落ちた時のショックが大きいとでもいうのでしょうか。

と言うことで、ポジティブな感情というのは長期間その状態を継続させる事は難しい、特に人間はネガティブになりやすく、ネガティブ状態が長く続けばメンタルをやられてしまう事も十分考えられます。

ありがとう1000回で運が良くなる?

これはこの苦行をおすすめしている斉藤一人さんが講演などでお話しされている事なのですが、私はこの説を聞いたときに「ありがとう1000回で運が良くなる」より「どういうプロセスで運が良くなるのか」の方に目が行きましたので、3ヶ月経過後の自分の様子を良く観察していました。

私の場合は、前述のように感情がニュートラル状態が続き、何気ない日常の中で新たな発見があったりもしたのです。

もし私がこの時「いつかお金持ちになってやる!」なんて夢を日常的に抱いてたら、それに繋がる何かが出てきたのかも知れません。

今まで見向きもしなかった事に目がいく余裕が生まれ、必然的にチャンスも多く見つかる、結果、中にはお金儲けに繋がったり、家族関係、友人関係が上手くいったりと今の自分を向上できる何かが得られると思います。

得られるものには個人差が存在し、それは普段から何か目標とか夢とか有ればそれに繋がる物を得られたり、私のように感情がフラットになったという人もいます。

結局一番関心が有りそうな、私の運勢は良くなったか?というと、

運勢?どーでもええわww

みたいな状態になり、そもそも「運がいい」「運が悪い」などとあまり考えなくなったのです。

まとめ

ありがとう1000回は感情をニュートラル(中立位置)にする
ポジティブな感情は長期間継続が難しい
感情のニュートラル化をすると不思議な発見がある
この不思議な発見が何かに繋がる事も

ということで二回に渡って書いてきたこの「ありがとう1000回やってみた」シリーズ、いかがでしたでしょうか。

この1000回という数字に何か意味があるかどうかは分かりません。

最初は長いな、多いな、口周り辛いな、などと思いましたが、実際に始めてみると1時間も掛かりませんしすぐ慣れますので、100均でカウンターを買ってきて是非挑戦してみてください。

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