昨年に引き続きせっかくの連休がまた緊急事態宣言によって潰されました。東京に行って派手にお金使おうと思ってたのに、東京に遊びに行くのも憚られる始末です。というわけで5月11日まで引きこもっていなければならないのですが、どうも皆が皆同じ考えではないようで、自粛なんかしないよ？という人もいるようです。
東京ディズニーランドも混んでいる
今日は緊急事態宣言初日。長らく我慢をしなければならない期間が続くのか・・・と思ったのですが、渋谷や道頓堀のライブカメラを見ても人はそこそこ歩いている様子が伺えます。
また、各観光地も結構混雑している模様。自粛はどこにいったのか、と言いたくなるような人の混み具合。
ある方のツイートより。ディズニーランドより一番近いJR舞浜駅は激混みだそうで、階段上るのも一苦労するとか。
昨日夜8時の東京駅の様子（京浜東北線）
昨日用事が有って東京に行き、帰りは20時ころとなったのですが、いつもなら激混みの京浜東北線はガラガラで、1両に10人程度しか乗っていないというありさま。ホームも閑散としています。
自粛前の最後の週末なのに割と空いていてちょっと驚きました。
強制的に外出禁止など現行法では出せない
中国の様にコロナ患者が有る程度出ると都市を丸ごと封鎖（封城）すればある程度市中感染は防止できるのでしょう。
中国で行われている封城とは調べる限りこの様な感じで行われているようです。
さすが中国です。この様な事を日本でやるとギャーギャー騒ぐ方が多すぎるし、現行法では国民の行動を縛りつける法律は無いのです。
またコロナで模範となっているお隣台湾も感染者のスマホ位置特定で隔離先から抜け出した者などには高額の罰金刑が下されます。
感染拡大を抑えている国はいずれも法により人の行動を制御できる国です。
法で行動を縛らないともう無理な段階に
昨年も同様に連休期間中は緊急事態宣言が発令されました。皆さんも初めての事だったので、割と大人しく家にいた様な気がします。
また自粛警察とか他県ナンバー狩りという正義感が暴走した方が少なからずいた為、遠出や外出も遠慮がちになってしまい、大人しく自粛していたのでしょう。
しかしもう自粛が感染者の爆発的増加防止を防ぐ以外、何の意味も無いことは実績として残りました。
このままの状況ではまた来年も同じことをやっているでしょう。
人の動きを制限するとはいう物の、何の縛りも罰則も無い現状では誰もいう事を聞かなくなりました。
これも自分は罹らないという正常性バイアス
皆コロナは怖いけど自粛はしない、この相反する物は何故成立するかというと
「正常性バイアス」
東日本大震災の津波で一躍有名になったこの言葉。自分だけは大丈夫という根拠なき自信。
まさにこれです。世間ではコロナコロナと騒ぎ、自分で不安もあるのだろうけど、
- 毎日手指の消毒をしている
- うがいもしている
- 体温チェック、マスクは当然
この様な事を毎日続け、自分は感染していない、意外にコロナって自分周辺には関係のない話なのでは、と経験を通じ、その思いが強化されていきます。
そして最終的には自分に都合のいい情報だけが頭に残り、「危ないよ」という人の警告は耳に入らなくなってしまったのです。
いざ、自分が感染してみて初めて「あ、やはり危ないという忠告は聞いておくべきだった」という事を思ったりするのでしょう。
今年の連休はどうしよう？
こんな混雑した観光地の情報を見ていると
自粛ってアホらしいな
と考える人も多いと思います。私もそうです。
昨年せっかく長い休みを自粛でつぶしたのに、感染者は昨年とあまり変わらず、政府は有効策を出せないまま今年もまたかよ！と正直怒っています。
今の現行法では国民に対して「自粛してね」とお願いする以外ないのもわかりますが、自粛の先にある物が希望ではないと思うので、今年は申し訳ないが遊びに出かけさせていただきますｗ
東京とか大阪などの感染拡大地域に行くのではなく、ちょっと田舎の方を車中泊でもしながらぶらぶらしようかな、と予定を立てています。
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