
私は社内ニートと自称していますが、会社に行ったら毎日が日曜日みたいなスーパー社内ニートではありません。月一くらいで忙しい時はクソ忙しいのです。その回数が少ないというだけで残り9割の日々は暇と格闘しています。今回はその忙しい日の話と社内ニートのメンタルについて。
誰に物を頼んでいる!私は社内ニートだぞ!
社内ニートとして勤めている以上、仕事をするなどもってのほか!一日中Neetingに精を出し、定時to定時で暇を潰しに、読書をしに、blogを書きに会社に行っています。
しかし、会社からお金をもらっている以上、上司の命令は聞かなければなりません。
そして社内ニート活動をしていると、否応なく仕事をしなければならない時がやってきます。しかも結構大変な仕事を短時間で行う様指示されます。
この時は心の中でこう叫ぶのですが。

(誰に物を頼んでいる!私はニートだぞ!)

明日までねー。よろしくねー!

・・・はい
結局私がやるしか無いような仕事がスポットで入って来るので、この時は朝から帰りまでバタバタです。昼休みも仕事しています。早く帰りたいので。
社内ニートとしてのメンタル
私の場合、1か月に1回位このような事があるので精神(メンタル)の均衡が取れているのかも知れません。無意識にこの様な仕事を待っているのかも知れませんが、心の奥底は覗けないので分からないです。
これがもし、社員全員から無視され、すれ違うたびに悪口なんか言われた日にはさすがの私でも精神崩壊するかも知れません。
ですので、真の社内ニートを目指すにはこの部分である
「誰からも必要とされなくても平気」
という部分ををクリアしないと上には行けないのです。
自主的に隔離される方法もあるが
職場で暴れたり、やべー奴と思われるような行動をとり、職場という世界から異端児扱いされれば、何も考えなくても自動的に社内ニートになれる確率は高くなります。
そして集団社会の性質でしょうか、一度やべー奴認定されるとその後のリカバリーはほぼ不可能になります。悪い噂は尾ひれが付き、なおかつ皆が面白がって話すので本人の知らぬところで思いもよらぬ話になり、〇〇はこういう奴、というようなレッテル貼りをされてしまいます。
上司もことなかれ主義の人が多いので、だんだんとその人を遠ざけようとします。プロジェクトから外されたり、ある程度自分の脳内範囲から外れるまで遠ざけるのです。
範囲から外れてしまう=いない人に
上司も神ではありませんので、部下一人一人が今何を考えているのか、目標に対し成果はどうなのか、メンタルは大丈夫かな?などと常時観察するほど万能ではありません。
また、人間は楽をしたい生き物ですので、とりあえず自分の手の届く(掌握しやすい)人を重宝する傾向があります。有能な職場のエースばかりに仕事を割り振る事はよく思い当たるでしょう。
一方、上司の掌握範囲から外れてしまったアレな人は割と孤立しやすくなります。
部下は上司の雰囲気を察する事に長けていますので、上司が不要と判断した人間は、同じく部下である同僚からも不要という判断をされやすくなります。
そして、その人は「いてもいなくても同じ」人になってしまうのです。
自分の居場所は自分で確保
こんな事が続きメンタルが壊れてしまう人を何人も見てきました。
その人が何か大きな問題をおこしたのでなければ
単に上司の掌握範囲から外れてしまった人
そして残念なことに、そこから這い上がってくる人ってなかなかいないのです。だいたいがドロップアウト=退職してしまいます。上司が代わればまたチャンスはありますが。
この様な状況になり、メンタルが持たないのであれば転職一択かと思います。
せっかく入った会社だから我慢して・・・というのもナンセンス。日本には会社が腐るほどあります。貴方が無いと思っているだけです。
自分の居場所は必ずどこかにあります。
無理に社内ニートで我慢する必要はありません。
自分で考えてもみなかった職業に居場所なんかがあるかもしれません。
給料が高い一流企業ならば限界までしがみつき、その間にスキルを磨きましょう。
私の様にアラフィフ社内ニートまで来てしまうと、「会社が終わるまでは離れる事もない」というようにしがみつくしかないのかも知れません。
完璧な社内ニートなどいない
私の求める完璧な社内ニートとは
- 会社に来ているだけで給料を貰える
- 責任が一切発生しない立場
- 仕事は自分の裁量でやるやらないを判断できる
- 誰からも文句を言われない
こんなのが理想だったりするのですが、おそらくリストラリストの一番上に名前が挙がる事と思います。また、この様な人で長年勤めている人を見たことがありません。
確かに会社に対し1円の利益も生み出さない社員を何年も置いておくのはデメリットしかありません。
今現在、社内ニート化して悩んでいる方、もしかしたらあなたは職場の欠かせない一人なのかもしれません。
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