社内ニートのメンタル対策

Twitterでは社内ニート系の皆様をフォローさせていただいておりますが、結構な頻度で病んでいるツイートを見かけます。私も社内ニートを始めた当初は同じように病む直前まで行きましたが、開き直ってからは何とも思わなくなりました。参考にはならないと思いますが、私の社内ニートとしてのメンタル対策を書いていきます。

耐えよう頑張ろうと思うから疲れる

私は最初のうちは「我慢すれば多忙な日々も戻ってくる、それまで頑張ろう」と思っていましたが、この方法は危険です。

何故なら、頑張れば頑張るほど変わらない現実とのギャップが大きくなり、そして戻ってこない仕事に対し絶望してしまい、最終的には病んでしまう可能性が高いのです。

そして残念な事に、あなたが現実を変えようと頑張っても、周りが変わる事は少ないです。

ですので、私は途中から「現実が変わらないなら流れに乗る」という事を意識しはじめました。

干すのは上司の判断。なら上司が責任もって飼ってくれよ?と社内ニートであることに抗わなくなりました。

何とかしようと抗えば抗うほどメンタルも疲労します。しかも立場的にも人数的にもまず勝ち目はありません。

入る会社を間違えただけかも

せっかく入った会社だし、と思う気持ちもわかりますが、一度社内ニート認定されると、そこから這い上がるのは余程の事をしないと這い上がれません。

貴方は、ただ入るべき会社を間違えただけなのかも知れません。20代、30代の方はいつか転職することも視野に入れ、トイレに籠って資格試験の勉強や、PCで仕事しているフリをしてofficeソフトのスキル向上、転職に備えた履歴書・職務経歴書作成なんかをやっておけばいいです。

干されるのは自分が悪いからだ、これもあまり考えない方がいいです。

干すという事は上司にとって、とても簡単な選択であり、上司にとって要らない気遣いが一つ減らせるという事と同時に管理放棄・責任逃れという事でもあります。

要はあなたの上司に管理能力が欠如しているだけの話です。それに対してあなたが責任を感じれば上司はますます図に乗ります。

どうしても今の職場で仕事を続けたいなら、更に上の上司に直訴してみるのも手かと思います。

社内ニート認定はパワハラの一種?

厚生労働省:パワーハラスメントについて

厚生労働省のガイドラインでは、正当な理由、合理的な理由もなく仕事を干す事はパワハラときっちり記載されています。会社に仕事に来ているのに仕事を故意にさせないとはパワハラ以外の何物でもありません。私は仕事とかしたくないけど行けば金貰えるから仕方なく行ってます^^

同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為

勿論、パワハラで退職した場合は自己都合退職ではなく、会社都合退職になり、失業保険給付期間や待機日数で優遇されます。この際、因果関係を説明できる物(精神的に参ってしまい通院後診断書を貰うなど)が必要になります。

他の人の目とか気にする必要なし

パイセン先輩
パイセン先輩

「お前暇そうだな。仕事しないの?」

ニート君
ニート君

「うん、なんも言われんし。頼まれんし。」

パイセン先輩
パイセン先輩

「それでいいと思ってるの?」

ニート君
ニート君

「は?上司公認だよ?」

私はいつもこんな感じです。他人にどう思われようと全然問題ないです。私はその人の為に生きている訳ではなく、自分の為に生きています。

外野の人は私の人生に何ら関係ありません。

また、「人が確実に不幸になる方法」の一つとして

「他人と比べる」

という事もあります。あの人はいつも忙しそう・・・それに比べて・・。とか他人と自分を比較し、自分を傷つける行為は一番愚かな行為です。
私もかつてそうでしたからわかります。人と比べる行為は絶対にやってはいけません。貴方がその人より上の立場・職位になったとしても、今度は違う誰かと自分を比べたりしてまた落ち込んだりと、永遠に続きます。

そして常に人と比べる人生を送る人は、生涯幸せになる事はありません。

転職=逃げではない、現状維持は後退

結局どうなりたいか人生の目的を決めるのが先

あなたは仕事をしたくてその会社に入ったのでしょうか?出世する為?

もしくは仕事を通じて自己成長とかしたかったのでしょうか?社会貢献とか?

私は違います。

日々無事生きるのが目的、その為に月〇万円稼がなければならない、会社はただの手段です。

会社で何が起ころうと、どんな問題が発生しようと、私の目的が変わる事はありません。会社がダメになったらアルバイトでもして稼げばいいので。

私は以前は何の目的も無いただのクズでした。クズは今もですが。ただ、目的を意識しだしてからは

  • 「会社クビになったら困る!!」
  • 「出世して1円でも給料を高く」
  • 「なんとか会社にしがみついて」

この様な感情は殆どなくなってきています。あそこは社内ニートやってても月に1回お小遣いを貰える便利なATMです。あとは夢や目的の為に自分の出来る事(貯金や投資、節約など)を目標立ててしっかり頑張るだけです。

その会社で仕事をするのが目的になっていないか?

手段の目的化というよくある間違いを犯していませんか?あなたは生活の質の向上や自分の夢という目的が有るはずで、その達成手段の為に会社が有るはずです。

あなたはその会社に入り仕事をすれば人生のゴール到達でしょうか?

会社はあくまで手段、出世するのも手段、仕事をしないでお金をもらうのも手段です。

混同しないよう気を付けましょう^^

そしてあなたの夢や目的を叶える手段は腐るほどいっぱいありますよ。

転職=人生の終わりではない

ただ、若い人は元気で向上心も高いので現状にどうしても我慢できないという人も多いと思います。もし私が若ければ、今の状況ならばもう即辞めです。

昔に比べて、日本は転職についてずいぶん大らかになりました。2社目3社目は当たり前、私の若い頃ならちょっと眉を細めてしまうような事も常識になりつつあります。

また、ハローワークで貰う失業保険の自己都合退職給付待期期間も3か月から2か月に短縮されました。これは雇用の流動化を図りたい政府の考えもあるそうです。

現状維持は後退しているのと一緒

私の様に社内ニート生活を楽しめず、逆に苦しんでいる方、メンタルをやられている方。思い切って転職したらいいと思います。

あなたは入るべき会社を間違えただけなのです。

そこに留まっていることは無駄に精神的なエネルギーを消費し、時間を使い、前に進んでいるつもりが逆に後退しているのと一緒です。前に進みましょう^^

社内ニートを楽しめないなら、本当に転職した方がいいです。

自分の人生です。自分が嫌なことはさっさと放り出して前に進みましょう。

一度どん底まで落ちてそこから何とかなった私から最後に。

「死ぬこと以外カスリ傷」 

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