セクハラ冤罪を防ぐために男性にできる防衛策

セクハラ

セクハラ問題はいつになっても無くならない問題です。ここ数年は啓発含め男女とも意識が高まり、やってはいけない事集なんかが出回っているので男性側も気を使いながら女性に接しているような状態です。一方、本人の意識が無くても女性側から「セクハラだ!」と認定されてしまう場合があります。この様な事を防止するために男性側にできる防衛策とはなんなのか考えてみました。

我が社でセクハラ問題勃発

先週末、臨時の人事報が回って来たので目を通すと、そこには他事業所で

従業員○○が社内においてセクシャルハラスメント行為に及び云々・・と書かれており、出勤停止を食らったと書いてありました。

名前も部署も知らないし、何をやらかしてそのような処分を受けてしまったのか、その後はどうなったのかなど一切分かりません。

ただ、セクハラで処分を受けたとしか書いてないのです。

もう少しこう描写とか成り行きを丁寧に説明して欲しい物ですが、そこは被害者にも配慮しなければならないし、本人たちと上司数名しか知らない状態です。

この発表を見た時に「今でもセクハラ問題って出てくるんだな」と思いました。

これだけ世間で騒がれて啓発活動も行われているのにも関わらず。

こんな事までセクハラ扱い!?

昔のように、尻触ったとか肩に手回したとか明らかにアウトな物も含め、現在では

「え・・・?これがセクハラに当たるの?」

と言うような事例も出てきました。

一例を挙げますと

  • 世間話の中で彼氏いるの?と聞いた
  • 髪の色が変わり、染めたんだ?と聞いた
  • 激務で疲れてる女性に「顔色悪いよ?休んだら」と聞いた

すごいです。何がセクハラ扱いされるか判った物ではありません。

なぜこの様な事がセクハラ扱いになるかというと、女性側が「セクハラだ」と思えばセクハラ案件になるからです。

そこには男性側の意図がどうであろうが関係ないのです。

セクハラは被害者が100%正しい世界?

この様に一方的に女性側の言い分が正しいかどうかは別として、職場でもし女性社員がセクハラだと訴えれば、しっかりとした企業ならば事実関係を調査しなければなりません。

そしてセクハラ認定されれば、待っているのは懲戒処分です。

また、かろうじてセクハラ認定されなくても噂が社内を駆け巡ったりといい事なしで、仕事以外に要らない気遣いをしてしまい、心身疲弊してしまいます。

男性社員側がいくら「あれがセクハラとは酷い!」などと言っても受け取って感じた側の証言が優先されます。

同僚に対し心の垣根が低すぎる事が原因

例えば道端を歩いている女性の肩をいきなり触って

「ねぇどこ行くの〜?」

なんて聞いた日にはセクハラどころかもう犯罪です。一発アウトの世界。

これと同じような事がなぜか職場では許されると思っている人がまだいる事実。

長年顔を合わせ気心も知れているから、なんて事は全く理由になりません。

あなたがそう思っているだけで、女性側は貴方と気心知れてるから何やっても良いよなんて微塵も思っていないのです

このように自分が思っている事と女性側が思っている事の相違、職場であれ近所であれ他人でしかない異性を、無意識で自分の所有物扱いしているのではないのでしょうか?

職場の女性は貴方の奥さんでも女友達でも彼女でもありません。

私の行っている自己防衛策

私も以前女性の部下を持っていました。初めての事だったので毎日相当気を使ったのを覚えています。

ちょうどセクハラと言う物が世の中に認識し始まり、自社で年2回位でセクハラ防止研修なんてのが行われるようになった頃です。

こんな事もセクハラになるの!?などと研修資料を見て驚いたのを覚えています。

あれから数年が経ち、男女平等が叫ばれるようになってからは更にエスカレートし、悪意のある女性社員は簡単に嫌いな男性上司を陥れることも可能になりました。

私もこんな災難に巻き込まれてはたまらん、と言う事で変な事言わないように、距離をとって、と仕事以外で神経をすり減らす事も多々ありましたが、ある時にこんな事に気づきました。

色々気を使うのは、女性だと意識し過ぎているからではないのか?

しかしもし男性と同じ様に接していたらいつの間にか知らぬところでセクハラ加害者扱いされる恐れもあるので、女性社員に対しこう考える様になりました。

「なんか喋るロボット」

この様に考えてからは私のストレスもだいぶ軽減。

重い物持って辛そうに歩いているのを見て「大変そうだね、手伝おうか?」なんて声掛けるどころかガン無視。手伝おうか?」がセクハラに当たるかも知れません。

ニート君
ニート君

ロボットなんだから大丈夫でしょ。

たまに仕事で感情論で私に愚痴を言う時もありましたが、そこは

ニート君
ニート君

「へぇー大変だねー(棒読み)」

とロボットがなんか言っとるわw くらいの感じで接していました。

勿論、仕事でのいわゆる報連相はしっかり受け答えしますが、それ以外の事はロボットが発するノイズ。

もしかしたら男性以上にドライに接していたかも知れません。

おかげで女性部下がいた数年間は無事乗り切れました。

また、以前ちょっとした議論の的になった

「ハラミ会(ハラスメントを未然に防ぐ会)」も同時並行して行っていました。

以前は職場の飲み会ということで普通に男女関係なく実施していたのですが、我が社のちょっと上の方の人が何かの飲み会でセクハラ発言を行ったとのことで、問題になった時期がありました。

何を言ったのかは知りませんが、ちょうどセクハラが世で騒がれ始めた時だったので、部下持ってる人間には「飲み会での言動には十分注意してください」と通達が来たのを覚えています。

しかし個人のモラルなんてものは、酒が入った時点で制御できない恐れもあります。

ということで職場の飲み会は男性だけで行います、というと角が立つので、忘年会など親善目的の飲み会は禁止と通達。

送別会、歓迎会はちょっと豪華な昼飯を頼み食事会で実施。

ただし、女性社員には内緒で、男性社員だけ3ヶ月に一回くらい飲み会を実施していました。

男性社員からも特に不満が出る事もなく、業務に支障が出ることもなく、とりあえず私的にはこの方法が一番楽なセクハラ防止法だったのかな?と思います。

異性同僚に対し性の意識を持ち込まない

これがセクハラ防止のために心掛けなければならない心構えの一つです。

会社は仕事若しくは社内ニート活動をするところ、異性との出会いの場でもなければ不必要な会話をするところではありません。

男性とは見た目など色々違いがありますが、そこは別の生き物、若しくは私の様にロボットだと思えばなんて事は無いです。

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