貧しい人の生活が気になって仕方がない

お金持ちの生活は色々な媒体で目にすることが多いのですが、逆に貧しい人の暮らしはどうなっているのだろうと気になった事は無いでしょうか。興味津々で覗いてみたいと思っている方、要注意です。

よく貧しい人の生活を観察している奥様

昔ある社会人サークルに所属してことがあり、そのサークルメンバー奥様方の井戸端会議に巻き込まれたことがありました。

よくもまぁこんなに次から次へと話題が尽きないなぁと感心しながら聞いていたのですが、その中で1人の奥様が同じサークルに所属するある方の話を持ち出したのです。

噂好きの奥様
噂好きの奥様

あそこの家の車もう10年以上買い替えてないんじゃない?

噂好きの奥様
噂好きの奥様

子供達もいつも同じ服着ているでしょう

噂好きの奥様
噂好きの奥様

奥様もパートに出てるのにねぇ

激しくどうでもいい余計なお世話な話題でしたが、その集団のボス的な奥様でしたので皆ウンウン言いながら「そうですねぇ・・・」と相槌を打っていたのを覚えています。

そのボス奥様の他人disはその後も暫く続きましたが、この奥様家庭はとびきりお金持ちと言うわけでもなく、旦那さんも特別偉い人という訳でもなく、いわゆるそこら中にいる良くも悪くも中流家庭なのです。

当時は「まぁ人間という物は下を見て安心したい生き物なのかな」くらいに思っていましたが、最近脳や思考の勉強をしていると、どうも闇深い事実が隠されているのが分かったので書いてみます。

「下を見て安心する」←間違い

この奥様は自分より貧しい人をdisっているだけの様に見えますが、disられた方は奥様家庭と不仲とか目の敵とかそんな状態でもなく、ただ単に奥様が興味津々で自分より貧しい人の事をよく観察していたのです。

そこまで観察しなければならない理由って何よ?と当時は考えもしませんでしたが。

何故必要以上に観察するのか。

奥様の普段の思考の癖が貧乏な人をよく観察するという行動に走らせているのです。

彼女の思考と、貧さという状態のベクトルが同じ方向を向いているのです。

その原因は昔あったトラウマなのか、彼女の育ちなのか知りませんが、何かしらそちら側に思考のベクトルを合わせる出来事が有ったに違いありません。

下を見て安心しているのではなく、思考の底で向いているベクトルと一致しているので脳は余計な働きをしなくて済むから休めるだけ、という話です。

もっというと思考の底では「貧しい状態に憧れている」のかも知れません。

自分の視点が理想と真逆を向いていないか?

前述の様な事例はよくある話で、自分では普段意識している訳ではないけれど、思考の底(潜在意識とか言ったりします)に合う物を探そうとします。

例え、「自分はそんな事考えていない」と言っても自分の体、もっというと普段の視点は正直です。

そして思考の癖はこのように視点にでも出るのですから行動にも簡単に出てしまいます。

自分では理想の何かがあり、それに向かって進んでいると思ったのに逆の物ばかり見てしまう、そして意識してしまう。

別に見なくてもいいのに進んで自分から見に行ってしまう。

頭の中では「こうはなりたくないなぁ」なんて思っていても思考の底ではそれを望んでいる。

そしてそれが積み重なると、脳は勝手に体を動かし、あなたが見ている方向へ、願望成就のため進み出します。

自分を取り巻く環境、状況が不本意だという人は、自分でこんなの嫌だ、と思っていても意識がそちら側に向いていて知らず知らずのうちに積み重なり、自分を無意識にそうなる状況へ導いてきた結果なのかもしれません。

ネガティブな人、物事に関心を寄せないのが一番

興味を持って観察を続けていると、いつしか知らず知らずのうちに自分の思考の底に記録されていき、それがいっぱいになると今度は行動に表れ、そして結果に繋がる、というのが今回のお話です。

このような人間のシステムがあるのですから、対策としては簡単で、わざわざ自分から進んで嫌なものを見に行ったり、関心を寄せたりしなければいいのです。

以前、テレビを見るな、テレビを捨てろという記事を書きましたがまさにこの事です。

人間をネガティブな情報漬けにし、不安にさせ、そしてその不安を利用し自分達は利益を産んでいく。これがテレビ局、報道の仕事です。

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また、この性質を利用して理想の生活、人間像などを毎日見ていたらどうなるのか、という事ですが、これが習慣化し積み重なると理想や追い求める結果に向かって進み出す、ということになると思います。

これがいわゆる「引き寄せの法則」と呼ばれる物になるのでしょう。

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