最近、特に12月に入ってからというもの会社でブログを書く時間がない位忙しい毎日を送っております。12月=師走とは師匠的な立場の人ですら忙しく走り回る時期、と言うのが由来らしいですが、社内ニートには当てはまらない物だと思っておりました。
久しぶりにきたアホ上司
先月末に上司が私のニーティングルームに入ってきて開口一番
あ、ニートさん。実は来月お手伝い頂きたい業務が数件ありまして
はぁ。
〇〇と△△と●●が滞っておりまして、是非お願いしたいと
他の人ら何やってるんですか?
なかなか手が回らないらしくて・・
(だろうな・・・アホが)
と言う事で12月に入ってからその業務を手伝う事になったのですが、いざ引き継いだ物に目を通してみるとびっくり。締め切りまで殆ど時間がない物や、酷いのになると締め切りを過ぎている物、どうしてここまで放置していた?と思う様な物が幾つも出てくるのです。
いくら社内ニートとは言えどもやれと命令された物は断れない、はぁ〜タリーなーなんて思いながら久々にフロアに顔を出してみて職場を眺めていると、以前とやはり雰囲気が違います。
備品は切れているし、裁断器の脇には紙屑がいっぱい転がっているし、デスク周りのゴミも捨てていない。
以前(アホ上司就任以前)はこんな事なかったのになぁ・・・なんて思いながら引き継いだ資料を見ると、途中とはいえ「こんなもん社内稟議も決済も通らんだろ?」的なお粗末且つなぜここで止まってるの?という中途半端の極みみたいな物でした。
そしてこの案件を任されていたA(仮名)さんは先月中頃から体調不良で休んでいるとのこと。どうもメンタルが逝ったらしいけど詳しくは聞けない。会えないから勿論引き継ぎみたいな物もなし。
なんか厄介だな、と思いつつその仕事に手をつける事になったのですが、資料室に入った時にまたびっくり。
資料室がガラクタ置き場に変わっていたのです。
「あ、この職場もうダメだわwwww」職場の崩壊が近づいている事を確信した次第です。
部屋の中は思考を表している
よく客間は綺麗だけど物置や見えない部屋の中は大爆発、なんて家がありますが、いわゆるパーソナルスペースである部屋や家の中というのは自分の普段の思考が反映されやすい場所と言われます。
上記の例ですと、表面は綺麗に装ったり、人当たりも良いとか外部に対しての印象はいいですが、見えない所で何をやっているか分からない、闇を抱えているとかが当てはまると思います。
部屋の中がゴミ置き場みたいな人は思考の整理も出来なく、頭の中までゴミ置き場みたいな状態になり、論理的に考えようにも脳に残っているゴミが邪魔をしてまともな思考が出来ず、結果感情的になる人とか、判断力が要求される場面で動けなかったりする人も多いのでしょう。
逆に整理整頓がしっかりできていて、物は必要最低限、置き場もしっかり決まり、不必要な物は家、部屋には置かない入れない!みたいな人は、目標に向かっていく突進力が強く、外野の雑音にも一切耳を貸さず、ひたすら進み続ける、的な人が多いのではないかと思われます。
お金持ちの家は例外なく綺麗ですしね。
こんな例を会社(職場)に当てはめてみると
会社の中での自分のテリトリー、つまり職場などでも同じような事が言えます。ただし職場は自分1人ではなく、多人数で構成されている物なので、家や部屋の様なプライベートスペースに比べ、その現れ方には時間が掛かります。
そして、部屋の主が自分であるように、職場の状態はその職場を統括している上司の思考が具現化して現れるようになっています。
それが一番分かりやすいのがいわゆる「目で見える職場の状態」です。
ゴミが残っていたり、備品はいつも切れていたり、職場にもし小姑的な人がいたらネチネチと小言を言われるような、いわば「管理が行き届いていない」状態になっているのです。
一時的に整理整頓しても時間をかけてやはり同じようになってしまうのです。
この小さな事はどうでもいい、的な思考は何故か部下に伝染しやすく、部下も荒れていく職場の状態を気にしなくなります。
しかし荒れていく職場は気になる人は気になる物。中には綺麗好きの方がいて掃除や整理などをするのですが、無駄な努力だったりします。
昔の人は「仕事の基本は整理整頓!!」「机上の乱れは心の乱れ!」とか言ってきて「やかましいぞ爺い!」なんて思いながら聞いていたのですが、歳を重ねると昔小煩く言われていた事が身に染みてわかってきた今日この頃です。
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