トカラの法則に見る不安を煽って楽しむ人たち

データ

先日、トカラの法則の記事を書きました。twitterなんかでトカラの法則を検索すると「確実に起きる」「データが有る」系のツイートを何件か見かけます。私は「このデータって本当だろうか?証明できるかな?」と疑い、トカラ列島の法則の信憑性を検証する記事を書いたのです。

そのデータの信憑性はどうなのか?

私は先日トカラの法則は本当なのか?という記事を書きましたが、事作成を思い立ったのは上記のツイートを見て

ニート君
ニート君

これ本当か?どうも怪しいな

という所がスタートでした。そして自分で調べてみた結果がこの記事なのですが

実際は単なる信憑性、関連性がほとんどない「デマ」「ガセネタ」「思い込み」であったことがわかります。(私の中で再現性が無い物はネタ扱いです)

彼らは最初からトカラ列島群発地震後に起きている大地震のみをピックアップして、その他の何もなかった時を華麗にスルーしていました。

そして調べた後にこんな事を思ったのです。

何故こんなデマをバラまくのだろう?

「地震雲」で不安を煽る人も

上記で挙げた地震関連のツイートは一例で、毎日の様に地震と関連付けられている

「地震雲」

地表および地中の岩盤のぶつかりが圧電効果を生み、電磁波を発生させて5000m上空に連なった雲を発生させる、だから地震が起きる!との主張ですが・・・・

そもそも雲を発生させるほどの電磁波で電波障害が起きないのが摩訶不思議w

しかも上空5000mに向けて。。どんな波動砲打ったんだよ、と思うのです。

面白いことに、地震の全くない国(ドイツやフランス)辺りをgoogle mapで見てみるとかなりの頻度で「地震雲」を見ます

地震雲を〇〇で見た!といいふらし、不安に思った人が地震情報を集めようと躍起になる。

でも言った本人はそれが外れても関係なし。検証すらしない。

今回は地震の話ばかりですが、そういえば昔も同じような事がありました。

ノストラダムスの大予言てどうなったのよ

1999年7の月 世界は滅亡する

今思えば何だったんだろ?と思う世界中に不安を植え付けたノストラダムスの大予言。日本でもMMR(少年マガジン)などコミック化され私も食い入るように読みました。

ノストラダムスも酒でも飲みながら悪ノリで書いたと思うのですが、結局これも何もなく過ぎ去りました。

そして肝心のノストラダムスはもうこの世にいなく、発言の責任を取らなくてもいい立場です。

そうです。デマをバラまいて人を不安に陥れる人は

「自分の発言で責任問題の発生しない事」

ばかりを吹聴しているのです。

自然現象なので、なければなかったで「よかったね、安心だね」などと他人事の様に振舞います。

不安を煽る人から距離を置く

マスコミなども似たような物で、毎日ネガティブなニュースばかりを流し、人々を不安にさせたり不要な心配事を植え付けたりします。

私がテレビを見なくなったのもこれが原因です。

自分からネガティブ情報ソースに対し距離を置く様になりました。世の中の動きや経済などはインターネットが自由に使える時代、自分から取りに行けます。

わざわざ自称社会派コメンテーターの持論の押し付けを真に受ける理由もありませんし。

また不安を煽る人ってこんな思考を持っています。

人に注目してもらいたい構ってちゃん
人より優位に立ちたい
反応見て楽しんでいるサイコパス気質
相手をコントロールしたい(商機繋がりも多い)

不安が商売に繋がるケースも多く、防災用品販売とか生命保険などがこれに当たります。

それは商売として成り立っているからいいのかな、とは思いますが、この中で一番厄介なのが

「反応見て楽しんでいるサイコパス気質」

これです。こういうのからどうやって距離を置くか?

それとも正論・客観視できるデータなどで反論するか?

今回地震の記事では後者を用いましたが、ガチ系人間ならちょっと苦戦しそうです。

彼らは何を用いて反論しても、全く効かないばかりか、そもそも自分の快楽が理性よりも上位に立つので正面から正論言っても聞く気もないのです。

結局放置が一番

不安を煽って楽しむ人は前述のサイコパス気質の人もいますし、いわゆる「構ってちゃん」も数多く存在します。

こういうのは距離を取るのが一番です。彼らには正論やデータなどは通じません。

そもそもその不安が真実かどうかは彼らには関係なく、相手がどう取るか?反応を見るのが彼らの目的であったりするので、全く反応しなければ彼らの目的は未達、そこでそのミッションも終わってしまいます。

「構ってちゃんは放置が嫌い」という言葉もある通り、彼らに一番効くのは「無視」です。

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