【言霊】発言に気をつけないと現実で困ってしまう話

日本には古来より「言霊」と言う概念があります。発した言葉に霊が宿り、それは非常に強い力を持ち、時には人に力を与えたり、時には人を攻撃したりと扱い方を間違えればとんでもない目に会うと言った物でした。現在でも神事始め色々な所で使われていますが、自分の普段発する言葉にも当然この言霊は宿っていそうと言う話です。

誰かに対して文句を言い続ける人

例えば某巨大掲示板ではコロナやオリンピック関連の報道がなされる度、こんな罵言雑言を言う人がいます。

「菅が無能すぎて」
「小池は何やってもダメ」

彼らが政権や自治体に対して文句を言った所で何かが変わるわけでは無いのですが、それでも彼らは毎日のように政権や知事に対する不満をぶつけます。

ここで、もし政権が変わったり知事が選挙で敗れたりした時、彼らの行動は何かが変わるかというと、相変わらず政治に対する文句をいい、知事を無能扱いするのです。

他の誰かに政権が変わっても、彼らに薔薇色の未来が待っているわけではありません。むしろ悪化する方向で物事は進みます。

何故なら彼らはすでに「何かに対し常に文句を言い続けなければならない人生」になってしまっているのです。

これこそが、古来より日本に伝わる「言霊」であり、日頃から罵言雑言をまくし立てる彼らには、言ってみれば「悪霊」が憑いていると思われますw

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言霊を利用した祝詞などは正の気で溢れている

神社などで行われる神事で使われる祝詞。子供の頃読んだ漫画には「かしこみかしこみ」などと祝詞の一部が引用されたりしています。

そもそも祝詞とは、神様に対する感謝や祈念を言葉にしたもので、発する文言はポジティブな気で溢れているようです。残念ながら現代に生きる我々はその言霊の意味については注釈を入れてくれないと意味がわからなかったりするのですが。

例として金運が猛烈に上がる（とされる）祝詞を一つ紹介しておくと

これを唱えるだけで色々な富が入ってくるようです。

意味は「黄金色に光る宝　天より降り注ぐ雨と土の恵」という事で、天から恵みが止めどなく溢れる祝詞となっております。

このような言霊の結晶とも言えるべき祝詞、毎日唱えただけでお金持ちになった人がいるとかいないとかw

信じる信じないは自由ですが、少なくとも掲示板で愚痴っているより、この様な正の気で溢れた言葉を発していたほうが精神衛生上良いはずです。

何かを継続的に発信するとそれはその人の運命になる

言葉や掲示板の書き込みとはいえ、毎日のように負のエネルギーを発散している人は良い出来事が起こりそうなトリガーが身近に有っても気付きもしません。

イライラ、ムカムカ、頭の中は憎悪でいっぱい、何事もうまくいかないのは自民党のせいだ、政治のせいだ、と日々の思考がその人の行動を左右し、そしてそれを発信する事で、思考はより強固となっていきます。

それが継続的に行われると、いわゆる「人格」となって現れるのです。

そして前述の様に常に文句を言わなければならない日々が続きます。続くと言うより、その様な選択を無意識に自分でしてしまっているのです。

そして死ぬまで何かに対して文句を言い続けなければならない人生を送ることになります。

仮に「毎日ハッピー」とかお花畑な事を毎日発信していたらどうなるのかは想像できませんが、少なくとも頭の中が常にイライラしてるよりかは100万倍マシです。

かの有名なマザーテレサのお言葉があります。

このお言葉でも説いている通り、「思考は運命になる」のです。

ですので、掲示板とはいえこの様な事を毎日呟かずにいられないような体質の人は、常に文句を言わざるを得ない出来事ばかり起きる事になり、何事に対してもまず不満を持つような人生になっていくのです。

そういう見方もあるのか、は便利な脳内ツール

一方でこの様な罵言雑言を目や耳にした時、一方的にどちらに肩入れするわけでもなく、中立的な位置で双方の言い分を吟味してみると面白い発見があるかもしれません。

この記事では一方的に罵言雑言を浴びせている側を非難している感じですが、一応私も彼らが何故怒っているのか、何に対しての不満なのか、彼らの背景なども想像したりしています。

一つの出来事に対する捉え方は千差万別ですが、他人の思考からで出た不満などを深掘りしていくと脳のトレーニングにもなりますし、新たな発見もあり、人生の幅も広がっていく事でしょう。

私は五輪やコロナ対策など、政府自治体の行っている施策に関しては

的な感じで、それに対して何の不満も不安も感じていません。

何故なら自分で制御できないものに対してイライラして愚痴を吐くなど時間と精神の無駄である事を知っているからです。